高橋よしひろは、日本の漫画家。秋田県雄勝郡東成瀬村出身。血液型はB型。初期のペンネームに「高橋義弘」「高宮じゅん」「結城剛」など。犬漫画の第一人者。手塚治虫先生が生きているときに、手塚賞に選ばれる。
手塚賞受賞(週刊少年ジャンプ)入選、なし。準入選、撃ちてし止まむ(三森明)、霧にむせぶ夜(増村博) 佳作、おれのアルプス(高橋義広)、雲と戦車兵(野原ぽち)、天使になれない(菅原勝見)、とうちゃんのぶじ通過(しがしずお)、残りの一匹(伴俊男) 審査委員長:手塚治虫 審査委員:赤塚不二夫、他多数 漫画介空前の大企画、手塚賞!少年の夢と男の真情、そして、明るくホットな笑い。次なる漫画時代をきりひらく新鋭の力作を、広く募集します。 手塚賞とは?最も人気のあった週間少年ジャンプの最高傑作の賞で、最も難しいといわれていた賞である。目的としては有能な新人を発掘することで、次のジャンプ世代で引っ張る人材を支援することである。 この当時の漫画家は、ものすごく難しく狭き門で、貧困は半端ではなかった。80年代の黄金期に至るまでは、漫画を読む国民は少なくマイナーな分野だった。それを金銭的に支援するために漫画家を途中で挫折しないように救うために、この分野を世間に広めてくれるような逸材を探すために、手塚治虫先生が企画した賞だ。高橋先生も死に物狂いで描いて、すごく苦労した。現代とはタフさが違う。 年2回募集(上期、下期) 入選作品各一編に正賞・手塚杯と副賞各50万円を贈程(賞金50万円は当時の価値では大金)。 手塚治虫は漫画家としての先駆者で、鉄腕アトム等の数多く描いていて、とても有名です。手塚治虫先生は人間の才能を見抜く力があったんです。漫画家としての人間性よりも、世間を代表する漫画家に大成した者ほとんどに関わっているのが彼の異質な特徴です。彼がこの賞を「おれのアルプス」を選んでいなければ、高橋よしひろは開花しなかったかもしれません。 少年の9割以上は「週刊少年ジャンプ」をあげるほど圧倒的な人気でした。一大雑誌の時代です。 高橋よしひろといえば、誰もが犬漫画を浮かべます。しかし、彼は犬漫画よりも人間漫画の方が多いのです。なぜ、人間ドラマを数々と描きながら、犬漫画で定着してしまったのか・・? それはすでに、この賞で運命が決まっていたのかもしれません。なぜなら、この主人公のアルプスも犬だからです。彼の人間ドラマの作品の数々の素晴らしい経験もプラスされて、より味わい深いドラマの世界を、「銀牙」で表現できた(努力の結晶)のです。 天才が生み出した銀牙 - 流れ星銀!! 漫画家とは努力の世界ですが、さらにその中で努力して努力して努力した、よしひろ先生にしか描けなかった作品であると言わざるをえません。 90年代後半には、何度も手塚賞の審査員を行い名作を選び出している。手塚先生の感謝の気持ちを、意志の受け継ぐ心も忘れない。 小学館漫画賞受賞受賞者、銀牙−流れ星銀−(高橋よしひろ)、がんばれ!キッカーズ (ながいのりあき)、闇のパープル・アイ(篠原千絵)、美味しんぼ(画:花咲アキラ 作:雁屋哲) この賞は健全、明瞭な少年少女向け漫画の振興をはかるため、昭和30年に設けられました。 雑誌、コミック、アニメ等にて発表された、漫画・アニメ全作品において最高傑作を選び、受賞者を決定します。 児童、少年、少女、一般と部門がわかれていて、銀牙は「少年の部門」で受賞しました。 この賞は、有名な漫画家をずらりと並べている賞とは少し違います。漫画の内容の質の部分、一般世間、少年少女に与える影響をも考慮して、厳しい審査しています。 小学館漫画賞について 小学館漫画賞とは?世間の漫画界・アニメ界において、最も功績を認められた作品に各部門に1本のみに与えられる賞です。少年ジャンプでは、銀牙−流れ星銀のみが選ばれています。漫画界全体の総作品で評価するため、とても狭き門です。 選考方法: 関係者へのアンケートと読者からの候補作品推薦。 選考対象: 該当年度中に雑誌,単行本,新聞に発表された作品。 主に賞をとった有名作品は、正義のヒーローをわかせたキン肉マン、柔道のYAWARA、グルメ界の傑作の、美味しんぼ、などがあります。最近の漫画では、「MAJOR」(NHKの推奨する教育漫画)、「金色のガッシュ!!」などが選ばれています。 ※銀牙ファン向けに2002年に開設したホームページのため、時々更新していますが記事が古い事があります。ご了承ください。 |