高橋よしひろ作品の一覧 - 高橋よしひろを応援するためのホームページ

高橋よしひろ作品の一覧
単行本(2018年の時点)、銀牙シリーズ以外のもの
白い戦士ヤマト、全26巻、犬もの (Shiroi Senshi Yamato)
げんこつボーイ(原作・牛次郎)、全4巻、古武術の格闘 (Genkotsu Boy)
悪たれ巨人(読み、悪たれジャイアンツ)、全22巻、野球 (Akutare Giants)
男の旅立ち、全6巻、冒険サバイバル漫画 (Otoko no Tabidachi)
青空フィッシング(原作・布勢博一)、全5巻、釣り (Aozora Fishing)
土佐王、全1巻、闘犬 (Tosao)
翔と大地、全3巻、ボクシング (Sho to Daichi)
甲冑の戦士 雅武、全2巻→ワイド版の発売時に「銀牙外伝」の肩書きが付いたので、銀牙に分類
グレートホース、全9巻、ハードボイルド (Great Horse)
天翔ける瞬間(読み、あまかけるとき)(原作:樋口雅)、全3巻、競馬 (Ama Kakeru Toki)
白蓮のファング、全4巻、闘犬 (Byakuren no Fangu)
孤島の冒険者、全3巻、冒険サバイバル漫画 (Koto no Bokensha)
恭子の修羅(原作・工藤かずや)、全2巻 (Kyoko no Shura)
FANG(ファング)(原作・伊藤アキラ)、全1巻、犬もの (Fang)
感動王列伝(取材・構成・根岸康隆)、全3巻、サンデーの感動漫画の短編集 (Kando O Retsuden)
一撃、全2巻、極真空手 (Ichi Geki)
ラッシー、全2巻、犬もの (Lassie)
大志 - 遥かなる道(原作・坂田信弘)、全3巻、ゴルフ (Taishi - Haruka Naru Michi)
Drunk!(どらんく!)、全1巻、ゴルフ (Drunk!)

単行本になってないもの、銀牙シリーズ以外のもの
下町弁慶 (Shitamachi Benkei)
おれのアルプス (Ore no Alps)
あばれ次郎 (Abare Jiro)
ボクサー(原作・武論尊) (BOXER)
リベンジャー (Revenger)
ファイヤーズ奮戦す (Fire's Funsensu)
老王 (Ro O)
ワイルド アドベンチャー (Wild Adventure)
流れ拳士 (Nagare Kenshi)
ジャガー (Jaguar)
さらば ! 北の狼 (Saraba! Kita no Okami)
ムーンキッド (Moon Kid)
ベアハンター吹雪号 (Bear Hunter - Fubuki Go)
白銀の帝王 (Hakugin no Teio)
ブラック コブラ (Black Cobra)
愛しのディーノ (Itoshi no Dino)
ゆうたとシロ (Fureai Story - Yuta to Shiro)
我が家のメル (Wagaya no Meru)
花子 (Hanako)
シオンの疾風 (Shion no Kaze)
ロンリーロン (Lonely Ron)
牙忍 (Ganin)
甲斐の三兄弟 (Kai no san kyodai)
弔問の旅 (Chomon no Tabi)
枯滝の十文 (Karadaki no Tomon)
紅桜編 (Benizakura Hen)
名も無き犬の詩 (Namonaki Inu no Uta)
夏の誓い、清水三羽烏物語 (Natsu no Chikai)
白い山犬 (Shiroi Yamainu)
白い狼 (Shiroi Okami)
ヴィンテージヒーロー (Vintage Hero)
三コーナーから大まくり (San corner Kara O Makuri)

単行本になってないもの、銀牙シリーズ以外のもの、はこちらをご覧ください。

高橋よしひろの活躍した時代の漫画とは、1作品1作品に熱意と魂を込めて作り上げ、ラストまで描きあげるものだった。物語の内容と方針をはっきり決めてあり、最後まで物語を完結させるからこそ、そのドラマの真意が伝わるもの。だらだらと連載を描き続けるものには批判的でした。
物語や感動作を完結させたら次、完結させたら次、と次の作品を次々と描いていき、読者の支持を1作品ごとに得るために、全力でがんばるものでした。実力のない漫画家は最初はヒットしても次の作品でつぶれていき、新しい作品を描いて自力で復帰していかなかればならない。
本物の実力者しか残れない世界だったんです。そのために、1作品ごとに込める完成度は群を抜いています。

こんなに多くの作品を描き、読者に支持を得た漫画家が過去にいただろうか?
高橋よしひろ作品の一覧

白い戦士ヤマト、全26巻(月刊少年ジャンプ、1976年2号〜1988年2号)、初期のジャンプコミックス
銀牙と並ぶ、最高傑作の作品。銀牙を越えておもしろいと言う人もいる程だ。犬のヤマトは人間の気持ちを汲んで動く。入手難易度は、1〜15巻までは容易で、16巻〜20巻は16巻から初版のみとなり少なくなる。(初版を全巻所持)21〜24巻は本屋で見つける事はほぼないレベルで、25・26巻は完結ものをセットで買わないと入手困難。
2回目の再販、1991年に販売、読みやすいビッグ版、全14巻(ジャンプコミックスデラックス)、帯び付きはレアもの
3回目の再販、スモール版として電車でも読みやすいコミック、全14巻、帯びは量産型
4回目、だいぶ期間を空けて2001年頃に販売、少年ジャンプ全体で再販を行い
太いコミックで背表紙がカラー色なのが特徴、全10巻
5回目、コンビニ版で販売、少年ジャンプ全体で再販を行い
太いコミックで背表紙が真っ白なのが特徴、見た目も内容も4回目と似てる、全10巻

げんこつボーイ(原作・牛次郎)、初めて単行本化した。作者名は結城剛、古武術の格闘。月刊少年ジャンプで1974年から16ヵ月連載。
ネコと戦うネコ漫画?

悪たれ巨人(読み、悪たれジャイアンツ)、全22巻、野球。日本一の人気の週刊少年ジャンプで1976年5/6号から1980年9号まで連載する。初めての長期連載を勝ち取った。ジャンプのテーマは「努力・友情」だった。村瀬明が投手となり、ライバルを倒していく。


男の旅立ち、全6巻、冒険サバイバル漫画。週刊少年ジャンプで1980年19号から1981年18号まで掲載する。白い戦士ヤマトに続く傑作。遭難した2人の少年の兄弟が、力を合わせて危機を乗り越える。迫力ある冒険シーンを楽しめるのでおすすめ。


青空フィッシング(原作・布勢博一)、全5巻、釣り。週刊少年ジャンプで1981年34号から1982年24号まで掲載する。釣りは少年たちで流行する時期があるのだが、ジャンプ誌上での掲載は珍しいので、一目を置かれている作品。


土佐王、全1巻、闘犬。週刊少年ジャンプで1979年19号に掲載する。第7回 週刊少年ジャンプの愛読者賞を受賞。土佐犬の感動物語。


翔と大地、全3巻、ボクシング。週刊少年ジャンプで1982年34号から1983年13号まで掲載する。船乗りの父と暮らしていた設定は、キャプテン翼を思い出す。犬の大地とともにボクシングを駆け上がる物語になる予定だったのだが、残念ながら打ち切りになってしまう。


甲冑の戦士 雅武、全2巻。週刊少年ジャンプで1988年35号から1988年50号まで掲載する。忍犬の傑作。時代劇好きの高橋先生の魂を注いだ力作である。しかし、この作品を読むとなぜ銀牙でこんなに圧倒的に強い犬がいるのに全国で男を集めたんだ?と突っ込んでしまう内容になっている。本編の帝国編も同じ印象を受けたはずだ。強さのインフレは積み上げてきた漫画の名作の設定をも壊しかねないので、編集者が急いでストップしたのかもしれない。作者本人としては、かっこいい素晴らしい時代劇ものを描くのが好きで、この完成度も満足してるはずなのだが銀牙伝説赤目も含めて彼が大満足する物語はいまいちヒットしない。少年には努力と成長のテーマの方が支持を得られるようだ。


グレートホース、全9巻、ハードボイルド。スーパージャンプで1989年5号から1992年12号まで掲載する。グレートホースと呼ばれる刑事が、犯罪者を叩きのめすために現場で動いて悪を退治する。車で逃走する銀行強盗を愛車のフェラーリで追いつめる。
コミックス版(左)。ワイド版(右)は超レアで全6巻。ヤフオクでも1年に1回出るかどうか。

「お前らもはや人間じゃねえ!」、僕「やっぱり馬(動物)が出るんだ。」


天翔ける瞬間(読み、あまかけるとき)(原作:樋口雅)、全3巻、競馬。月刊少年ジャンプで1990年10号から1991年7号まで掲載する。少年ジャンプに帰り咲いた傑作。牧場の息子を競馬学校の教官がその才能を見出す。デビュー戦で活躍する。
1巻2巻は割りと見かけるが、3巻は滅多に見かけない気がする。

白蓮のファング、全4巻、闘犬。週刊少年サンデーSで1993年3号から1994年12号まで掲載する。偶然から相撲部屋にやってきた子犬を、横綱雲龍号を倒すために育てあげる。月刊ジャンプで闘犬漫画としてやり残していたものを、出し尽くしたような感動物語。おすすめ。
真ん中は1冊で分厚いワイド版。コンビニ版の上下(右)はさらに期間を空けて販売。あまりの面白さに、銀牙に便乗してコンビニ版を販売してしまったのが本音だろう。銀牙以外で再販に至った、数少ない名作だ。


孤島の冒険者、全3巻、冒険サバイバル漫画。週刊少年サンデーSで1995年1号から1996年5号まで掲載する。無人島に取り残された2人の兄弟が、サバイバル生活を通して成長する。 映画に出てくるようなシーンで、無人島にはマフィアらしき存在が住んでいたのだった。


恭子の修羅(原作・工藤かずや)、全2巻。チャンピオンジャックで1995年創刊号から1997年9号まで掲載する。初めて女が主人公の漫画にチャレンジした作でもある。(チャンピオンジャックを全部所持)


FANG(ファング)(原作・伊藤アキラ)、全1巻、犬もの。オースーパージャンプで1997年9月3日の増刊号から連載開始する。1冊しか持っていないため(飛び飛びの発刊だったんで、買うの忘れちゃった。)、どの号で掲載したのか詳細が不明。知ってるみなさんは、情報をご提供ください。お願いします。


感動王列伝(取材・構成・根岸康隆)、全3巻、サンデーの感動漫画の短編集。週刊少年サンデーで1990年代に掲載されたシリーズもの。現実であった事を、感動の名場面として描いている。「川島郭志物語」「アルプス山小屋物語 〜伊藤正一と山賊たちの50年〜」など。


一撃、全2巻、極真空手。1998年3月7日に創刊したコミックアルファの15号から1999年の17号まで掲載する。発売は月2回で1999年に廃刊となり、それに合わせて最終回となった。創刊時の目標は『サイボーグ009』の完結編だったが、石ノ森章太郎の急死により叶わなかった。極真空手の松井館長(実在)から空手を習って強くなっていく、格闘アクション。
JKでKO

ラッシー、全2巻、犬もの。 スーパージャンプ増刊のスーパージャンプアルファから継がれた、集英社の「MANGAオールマン」で2000年2号から2001年17号まで掲載する。コリー犬のラッシーが、最愛の主人と再会するために旅に出る感動ストーリー。ほのぼのとした犬物語を読みたい方には、おすすめの傑作。(「名犬」がつかないのは「迷犬」だから。)


清水三羽烏物語。「しみず さんばがらす」とは、1980年代に静岡県の清水東高校のサッカー部で活躍した、大榎克己(おおえのき かつみ)、長谷川健太(はせがわ けんた)、堀池巧(ほりいけ たくみ)の3人の呼び名である。3人とも日本代表として選ばれ、活躍する。
左側の方が富沢に似てる。
「サンドウィッチマンの週刊ラジオジャンプ」で、高橋よしひろと共演した。
野球だけじゃない!

夏の誓い。Jリーグができたての頃に、「未来のJリーガーを応援する少年サッカー誌」として発刊された。サッカー専門誌として初デビューして、2大漫画家として名乗りをあげた。2話で良いスタートを切ったにも関わらず、次に最終回で無理やり1話でまとめるように要求される。しかし、その後で3冊目も廃止される事が決定してしまう。これにより、高橋よしひろ先生の話しは、長谷川健太がラストシーンで車に引き込もり「(*´Д`)ハアハア!しながら変な事をしてる?」ようなシーンで終わってしまった。もう片割れのなかがわ氏は、漫画タイトルの「ケンジくんクリア!」を「タケシくんクリア!」に編集に勝手に変えられる前代未聞の事態が起こっていた。なかがわひろきのブログ


大志 - 遥かなる道(原作・坂田信弘)、全3巻、ゴルフ。オースーパージャンプで2001年4号から2002年1号まで掲載する。坂田氏に頼まれて友情で手を組んで、ジャンプで仲良く対談する様子が映されていて、楽しそうに描いている風景が伝わってくる。


Drunk!(どらんく!)、全1巻、ゴルフ。坂田氏の作品が突然終わってしまったので、自分のやりたい事をやりきりたいと独自で続編を始めたようなエピソードがあった気がする。週刊漫画ゴラクで2002年に短期連載する。

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